出張・家族カウンセリングに行ってきました
こんにちは。カウンセラーのふーみんこと工藤史惠です。
昨年までは全国を飛び交って行っていた家族カウンセリングですが、コロナ騒動が起きてから、久しぶりに家族カウンセリングに行ってきました。
家族カウンセリングの場合、こちらにいらしていただくより私が伺った方が交通費も割安ですし、私の家族カウンセリングは必ず個々にもお話を伺うので、うちの相談室では別々にお待ちいただく部屋がないため、クライアント様のお宅なら別部屋でお待ちいただくことが可能になるため、私が伺わせていただくケースの方が断然多いんです。
でもやっぱりコロナ騒動になってからは、クライアント様のお宅に伺う機会もめっきり減ってしまい、一昨年までは「職業・旅人」(笑)って言われるくらい出張に行っていたのですが、昨年からはほとんどのカウンセリングがオンラインになってしまっていたんです。
なので、本当に久しぶりにクライアント様のお宅に伺って、ご家族皆さんに会わせていただきました。
この日はご家族が多かったので、時間無制限一本勝負。
結果、8時間のカウンセリングを頑張って来ましたよ~!
この日は断薬セッションが一番の主題。
それと、心の病の克服法、ツラい自分から抜け出す方法、そして自分と家族関係を見直す方法などをお話して来ました。
私のカウンセリング……もちろん、お話されたいことはじっくり伺いますが、断薬セッションのときはこちら側からの授業のようになっているので、私が話す内容の方が圧倒的に多くなります。
それを伝授したあと、ご自分と向き合いながら色々と考えてもらって、そこから、どのように意識や思考をチェンジして行けばいいか……というような形式です。
親御さんからご希望いただいたセッションだったのですが、伺った当初、主役の……薬を飲んでおられるお嬢さんはまだそこまで強く薬をやめたいとは思っていない方でした。
私はそういう方に「薬をやめろ」と強制することは一切ありません。
飲むを選ぶのもやめるを選ぶのも自分ですからね。
ただ、声を大にして言いたいのは、
絶対にやめた方がいいとは思っている
ということです。
そこで、飲み続けたらどうなるのか、どうして飲み続けると不都合なのか、何が悪いのか、どうしてやめた方がいいのか……
などをセッションで話させていただいているのです。
今回も、最初はいぶかしげな顔で入って来られたお嬢さん。
どうやら、以前、カウンセリングを受けたことがあって、そのカウンセリングにとても失望したらしく、『カウンセリング』という言葉自体にアレルギーがあったようです。
でも、最初は「私はだまされないぞ」的な顔をされていたお嬢さんも、話しているうちに涙されるシーンもあり、段々と表情が柔らかくなっていき、最後は一緒に大笑いして話すほどに。
帰りに駅まで送っていただいたのだけれど、最後に
「今までのカウンセリングのトラウマがなくなりました」
と言って下さった彼女の言葉が私にとっては何よりの報酬になりました。
今まで何回か親御さんから様子を聞いていたのですが、実際に会うと全く聞いていたときに感じていたものと違うし、直接意思の疎通が図られるし、やっぱり直接会ってお話するって全く結果が変わります。
お嬢さんの飲んでおられる薬はまだまだ多いので、今すぐに断薬できるという話ではありません。
でもお嬢さん、
「早く元気になれるように、少しずつ減らしていきますね」
って言ってくださいました。
まだまだ時間は掛かると思うけれど、彼女、いつかきっと素敵な結婚をして、素敵なお母さんになってくれると思います。
カウンセリング後、クライアント様(親御さん)からとても感動的な感想をいただきました。
次の記事でご紹介させていただきますね。
家族カウンセリングは、ご家族のお話、そして個々にお話を伺うことで、とても劇的に問題がいい方向へ進むようになります。
個人的にご相談を受けているときと、スピード感が全く違います。
精神薬の問題には必ずご家族の問題が付随していると言っても過言ではありません。
医療・精神薬そして心の病について、ご家族全員で理解して向き合ってみませんか?
いつでも、全国どこでも飛んで行きます。
是非、ご連絡ください。
・精神薬をやめたけど体調が戻らない!
・社会復帰したい!
・なんで苦しいのかわからない!
そんなお悩みお持ちの方のご相談をお受けしております。
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後ほどこちらから掛けなおさせていただきます。