断薬は一人では限界があります

ここ何回か連続で

「今まで一人で頑張って来たんですけど、もう限界だと思って電話しました」

という連絡をいただきました。

 

断薬って孤独な作業です。
いくらご家族の理解があったとしても、本当の意味で心の中まで理解をしてもらえることはありません。

もちろん、私が一緒に頑張らせてもらったとしても、全てを理解できることはありません。

 

でも……

一人で頑張るよりは、本当に断薬のことを知っている理解者がいるのといないとでは大きな違いがあります。

私もそうでした。

私も断薬に理解のある医師に相談しに行きましたが、断薬というものをきちんと理解して向き合えるようになる前と後では、ずい分と安心感が違いました。

面白いことに、安心感が芽生えただけで、目に見えるほどの体調の回復はなかったものの、でもなぜかそれ以前より頑張れるようになったんですよね。

『気は心』『病は気から』『気の持ちよう』……

そんな言葉がありますが、本当に、

ひとりで戦うのではない。
今度は自分の辛さを理解してくれる人がいる。

と思えるだけでも、何か心強く、乗り越えようとする力までもが変わるのを感じました。

 

 

私はこのサイトで何度も書いていますが、断薬には正しい知識と意識が必要です。

これがあると無いとでは、予後も全然違いますし、精神科・精神薬からきちんと卒業できるかどうかハッキリと変わってきます。

 

せっかくツラい思いを乗り越えて断薬するのであれば、きちんと卒業できなきゃ意味ないよね？

でも、精神科・精神薬に関して正しい知識や意識を持てずに断薬した人は、意外にやすやすとまた元の薬漬けの状態に戻ってしまう……いや、それよりもっとひどい状態に陥ってしまうこともあります。

実際、私もそうでした。

 

私が完全に薬と手を切れたのは、二度目の断薬のときでしたからね。

一度目は自分で断薬した意識もなかったし、精神科や精神薬・心の病に関する知識も意識も何もなかったので、

「自分はまた再発するだろう」

と思っていました。
医師にそう言われていたしね。

あ……ちゃんと心の病を理解すれば『再発』なんてことないんですよー。
よく双極性なんかも一生に治らないとか言われますけど、そんなこともいなんですよー^^

 

医師に言われたことをそのまま鵜呑みにしてしまうことで、本当なら卒業できるはずの精神科や精神薬から卒業できなかったり、本当はもっともっと早い段階で元気に過ごせるようなるのに、長い年月、自分は病気だと思いこんで引きこもり生活を送ってしまう。

本当はそんなことがあってはいけないのに、どうしても自分ひとりで心の病を乗り越えようと思ってしまうと、精神科の医師の言いなりになってしまう現実から抜け出せなくなってしまうんです。

 

断薬ってツラいからね。

もちろん、中には本当に全く症状ひとつ出ずに精神薬とサヨナラできる人もいるのですが、ほとんどの人が離脱症状（禁断症状）に苦しみます。

それを闇雲に一人で乗り越えようとするのは本当に大変です。

でも、正しい知識と意識を持ってケアをすれば、乗り越えられないことはないんですよ。

 

私がアドバイスしているのは、その、必要な正しい知識と意識です。

断薬したいと思っている人が、それを得てくださるだけで断薬の成功率も社会復帰率もぐーんと上がるんです。

 

お伝えするのはそんなに難しいことではないので、セッションを２時間受けていただければお伝えしきれる内容です。

ただ、そこからきちんと理解していただくまでには、少し時間を要するかもしれませんが、私が断薬に必要なこととお伝えすることは本当に、誰でも理解できる話です。

 

薬漬けの生活から抜け出したい。
精神薬を飲まずに普通に元気に暮らしたい。

そう望んでいる方は、まずこのセッションだけでも受けてみてください。

それ以降のことは、継続して受けられるかどうかは強制ではありません。
セッションを受けられただけで、一人で断薬を成功されて社会復帰された方もいらっしゃいます。

不安な方は断薬成功・社会復帰までお付き合いします。

どちらになさるかはご自分で選べます。

その後の人生もすべて自分で選んで行けるんですよ。

 

精神科・精神薬・断薬に関する正しい知識と意識……

まずはそれを取得してください。

それだけで人生変えて行けるかもしれないんです。