医師の一番大切な仕事とは……（ガンと30年向き合ってきた医師の講演会に行ってきました）

先日、久しぶりに医療系の講演会に出席して来ました。

講演をしてくださった先生はガンと30年以上向き合ってきた先生なので、正直、今まで名前も存じ上げない先生でした。

ではなぜその講演会の出席を決めたかと言うと、タイトルにとても惹かれたからです。

その時の講演会、

「病気とは」　医師の役割　患者の役割

というタイトルだったんです。

 

ガンと向き合った先生が「病気とは」をどう語ってくださるのか。

医師や患者の役割をどう解説してくださるのか……

それを楽しみにでかけました。

 

先生が最初から最後まで言っていたのが

「とにかく考えなきゃいけない。
　医者は考えずに、ただ決まったことだけをすればいいと思っているからダメなんだ」

ということでした。

これって私が長年、精神科医に対して思っていたことと同じこと。

そして、私と言っていることと同じだ！　と思ったのが

「患者は自分で病気を治す」

という言葉でした。

「医者も薬も病気を治せるものではない」と、これも何度も仰っていました。

 

そう、そうなんです。

私も断薬カウンセリングでクライアントさんに強く強く伝えています。

身体の病気も心の病も全く同じ。

病気は自分で治すものなんです。

 

医師や薬は決して病気を治すことはできません。

身体の病気……ガンでもそう先生が仰っているのに、心の病なんてつい先日会った医者が治せるわけがないんです。

 

じゃ、医師の役目とは……？

先生は

「患者が自分で治すのを邪魔しないこと」

それしかないと仰っていました。

 

「医者は患者さんに指1本触れなくても、患者を殺すことができる」
と仰っていましたが、これも本当にそう。

「あなたは病気だ、病気だ」と医師に言われ続けていたら、誰でも病気のままでいます。

 

これ、カウンセラーも同じなんですよね。

私がクライアントさんに「あなたは病気なんだから仕方ないよ」なんて言おうものなら、クライアントさんはどんどん好んで病人になって行きます。

私も言葉ひとつでクライアントさんも、そのご家族さえも地獄に落とせる自信があります。（←ここだけ読んで誤解しないでくださいね😅）

 

だからこそ！

私たち……医師もカウンセラーも、言葉選びがとても大切なんです。

占い師なんかも同じですよね。

言葉ってそのくらい強い力を持っています。

 

こういうことを深く考えているカウンセラーや占い師が少ないのも実情で、心無い言葉を投げかけたり、占い師では脅すことでリピーターを増やす……なんてことをしている人もいるのがとても残念なんですけれどね。

 

その講演会で教わってきましたよ。

ガンは、まず笑顔で居られる生活を心がけるのが一番。

そして、身体を冷やさないことが一番なんですって。

 

講演後に私が、「断薬したいクライアントさんに入浴指導しているんです」と先生にお話させていただいたら、先生、「おー、いいね！」と仰ってくださいました。

 

この講演会では、私がお伝えして来たことが間違いではなかった。

医療との向き合いかた、考えかたは正しかった……という答え合わせができて、とても有意義な時間になりました。

写真は会場を出た瞬間に見た飛行機。

この飛行機を見た瞬間、晴れやかな気分の私をお祝いしてくれてるのかな～！なんて感じました😊

 

 

私は断薬アドバイザー講座というのをやっていますが、その生徒さんは

歯科医師・看護師・薬剤師・精神保健福祉士・介護士・幼稚園教諭・整体師・鍼灸師……

などなど、素晴らしい資格をお持ちのかたがわざわざ学びにいらしてくださっています。

これってすごくないですか？

私、医療系の資格は無資格ですよ？😅

でも、資格保持者のかたが、「そこで学んで来たことは間違いだったのではないだろうか」と疑問を持ち、違う方面から物事を見て学び続けて来た私の話を聞きたいと、受講を希望してくださっているのです。

 

この講座はもちろん、医療関係のかたでなくてもわかりやすいように、専門用語はほとんど使わず、一般のかたが理解しやすい内容の講座になっています。

現在、精神薬を飲んでおられるかたの受講はお断りさせていただいておりますが、ご家族のかたが学んで、深い部分を理解していただくのもとてもいいのではないかと思っています。

個人講座で、その人のペースに合わせて進みます。

今日も授業だったのですが……

取り敢えず3時間で終わらせる内容の3分の2を話したところで3時間が過ぎてしまいました🤣

実は、お伝えしたいことがあり過ぎて、いつも時間オーバーになってしまうんです😅

私が学んできたものだけでなく、現場で見聞きして来たこと全てを受講生さんにはお伝えしたいと思っているので、年々、内容が濃くなっています。

精神薬だけでなく、医療というものを考えるのにもとても役立つ講座です。

 

ご希望のかたは是非、お問い合わせくださいね😊