心の病のメカニズムを理解できれば、誰でもスルスルと症状が改善します

先日、新しくお申し込みくださったクライアントさんは、久しぶりの遠方のかた。

コロナ前はよく「職業・旅人」と呼ばれるくらい、全国を飛び回っていた私ですが、コロナ以降は随分と少なくなった地方出張。

それでも、コロナが少し落ち着いた今年は、新潟や大阪に行きました。
あれ？　他にもどっか行った……のに、すぐに思い出せないお年頃……😅

 

そして今回は久しぶりの飛行機出張。

福岡に飛びます😊

 

実は福岡は、コロナ前からカウンセリング依頼が多くてね。

年に４回……全て違うクライアントさんの元へ行ったこともあります。

 

なんで福岡、こんなに多いんでしょうね～。
あ、次いで多いのは名古屋です。

 

なんでこんな風に偏るのかはよく考えるのですが、単に人口が多い都市で、セミナーなども多く開かれる場所で気づかれるかたも多いからなのか。

……理由は定かではありません。

でも不思議なことに、極端に福岡からは多く呼ばれるのですよね。

実は何か福岡と縁があるのでしょうか。。。

 

閑話休題

 

今回お申し込みいただいたクライアントさんは、もう薬をやめられて結構経っているかたです。

薬をやめたらもう病院には行かない。

でもなかなか具合が回復しないので、実はご相談がとても多いんですね。

 

薬をやめても具合が回復しない……

その理由はよくわかっています。

このことに関しては次回の記事で詳しく書きましょう😊

 

 

今回は、そのかたとのメールのやり取りで気づいたのだけど、クライアントさんからのメールに、ちょっと気になる一文があったんですね。

 

そのかたはもう薬をやめてかなり経っているので、ハッキリ言って病人ではありません。

と言うか、誤解を恐れずに言うと、精神薬を飲んでいるかたのほとんどは病人ではありません。

病気になって症状が出ているのではなく、具合が悪くなる原因があった。

だから身体に症状が出ているだけなのに、どうしても「私は病人だから」みたいな発言をすることが多い人が本当に多くて、私はいつもとっても気になるんですね。

その意識が変わるだけで、全然元気になるのに……と。

ただ、その「私は病人です」と言い続けなければならない本人が気づかない理由というものもあるので、それを『楽イキ！』で、心の底（深層心理）でどんなことに苦しんでいるのか、どんな風に思っているのかを紐解いて行くのです。

 

で、私はそのかたに

「人生を変えたいと思っているのなら、
　こういう風にもう言うのはやめましょう」

ということを伝えたんです。

 

そしたら、私の想像以上のお返事が来て、私はとても嬉しくなったんですね。

「私がこういう風に病人にしがみついているからダメなんですね」

と、卑屈な雰囲気でも何でもなく、とても素直に送ってきてくださったんです。

 

私はそのメールを見て

「あぁ、この人は本当の部分に気づいたら、すぐにここから抜け出すなぁ」

って感じることができたんです。

 

もちろん、長年ついてしまった思考のクセはそんなに簡単には変えられません。

それをすっかり変えるのは、猫背矯正と同じなので、３～６ヶ月程度のトレーニングが必要です。

 

でも、このかたはもう薬をやめられているので、身体のケアは必要ですが、頭の回転は薬を飲んでいるかたよりスッキリ回るはずなのでね。

ちゃんとしたことに気づけて、あとはどうしていいかわかれば回復はとても早いです。

 

過去のクライアントさんでも、私が驚くほど回復されていったかたがたくさんいます。

これはもう断薬されているかたの例ですが

「断薬して３年くらいうつが治りません」と相談いただいたかたは、２ヶ月で仕事に出られました。
私が驚いて「大丈夫なの！？」と言ったくらいです。

 

「断薬して２年くらい家から出られません」と相談いただいたかたは、人と接するのかダメになってしまって美容院も苦痛と言っていたのに、半年後にはバイトに出られました。

 

うちに来たときにはまだ断薬されていなかったんだけど、通っているうちに断薬し、12年ほど引きこもりをしていてバイトもしていなかったのに、年末に「年明けからバイトに行きます」と連絡をくださいました。

 

と、本当に私が驚くほど、スルスルと抜け出してしまう人をいっぱい見て来たんですね。

 

もちろん、なかなか抜け出せず、そこで停滞するかたもいらっしゃいます。

でも、きちんと自分と向き合って、自分の苦しみに気づいてあげ、自分の思考のクセを修正しようと努力されるかたは、ちゃんと結果を出されるんです。

 

そういう、私が心の底から驚くことをたくさん見せられて、私は人間の生きていく力の素晴らしさをクライアントさんからたくさん教えられて来たのだと思っています。

 

今回の出張。

お会いするのがとても楽しみになりました。

 

心の病は、自分がどんなことで苦しんで来たのか、どんなことから逃げ出したいと思って来きたのか……

それを自分自身で気づいてあげることが、回復への一番の近道です。

 

病人でいることは絶対に得にはなりません。

大丈夫、生きやすい方法、思考、ちゃんと教えてあげます。

勇気を出して病人から抜け出して、好きなところに飛んで行ける元気な自分を取り戻しましょう。

 

あなたが元気になったって誰も責めないんだよ。

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