断薬に挫けそうになったときどうしたらいい？

過去、何百人というかたから断薬したいという問い合わせをいただき、たくさんお話させていただいてきましたが、どのかたも簡単に断薬成功！と行ったわけではありません。

中には残念ながら、薬を飲み続ける決断をされたかたもいらっしゃいます。

私は残念だなと思いますが、それでもそのかたの人生ですからね。

選択された道を応援するしかありません。

現在も私のところにご相談いただいた何名かのかたが断薬に取り組まれていますが、そのかたたちも決して、

順調に一直線！

というわけではありません。

行ったり来たり……

時にはもうダメだと挫折して、また薬を増やしてしまう人もいます。

かと思うと突然スイッチが入って、スピードアップしたりね（笑）

なので、私も皆さんがどんな風に、進まれていくのか、実は予測が立たないんですよね。

一見
「この人は問題なく断薬できるだろう」
と思った人が、なかなか進めなかったり、

逆に
「この人は難しいかも」
と思った人が、気づいたらあっという間に
「やめました！」
と言ってきて、私のほうが
「もう！？😲」
となったり（笑）

だから、よく
「他の人はどうなんですか？」
という質問をいただくのですが、
「他の人のことは全く参考になりません」
って私はお答えするんですよね。

でね、私は継続的に3ヶ月とか6ヶ月とか、伴走させていただくことが多いので、

ま～、クライアントさんの泣き言にもお付き合いするわけですよ（笑）

どの方も最初は泣き言ばっかり（笑）

そんなLINEを毎日何通もいただくんですから、私ってば結構頑張っています（笑）

その中でもやっぱり難しいのが、挫けそうになったとき……ですよね。

なかなかゴールにたどり着けなかったり、
結果が出なかったり、
離脱症状（禁断症状）が怖くて先に進めなかったり

って、挫けそうになる理由はたくさんあるのですが、そんな様子のクライアントさんに私が必ず話させていただくこと……

それはそんなに難しいことではありません。

「あなたはどうして断薬したいと思ったのですか？」

 

これだけなんです。

この原点に立ち返って、本当にその目標に向かって進んで行きたいのかどうなのか。

それをじっくり考えて欲しいんですね。

元気になってどうしても果たしたいことがあれば、必ずゴールに向かっていけます。

挫折してしまう人というのは、そのゴールへの思いより自分の目前のツラい・苦しいが優先になってしまっている状態なんです。

本当にそれでいい？

ゆっくり自分と話し合ってもらいたいんです。

 

ご家族のために断薬したいというかた……

特にお子さんのために元気になりたいと思われるかたで、その思いを強く強く抱いておられるかたは一直線に進むかたが多いです。

挫けちゃうのは簡単なことなんですけれどね。

本当にそのままの状態で一生行きていきたいと思いますか？

あなたは本当は病人ではないんですよ？

そこに気づいてもらいたいんです。

大切なのは

よくよく自分と話し合うこと。

 

 

どうやってこの先生きて行きたいかを、自分自身と真正面から向き合うことです。

そして人生を変えるんだという強い覚悟を持つこと。

その覚悟を持てたとき、強い力で前に進んで行くことができます。

大切なのは、薬を何グラム減らしたらいいか……
なんていう知識ではなく、そういうメンタルの部分なんですよ。

だから、カウンセラーがお役に立てるのです😊