断薬して10年経った私が断薬体験者として皆さまにお伝えしたいこと
こんにちは。カウンセラーのふーみんこと工藤史惠です。
私は知る人ぞ知る断薬体験者です。
精神安定剤、睡眠薬などを長年飲み、動けなくなり、本能的に「薬で死ぬかも」と思い断薬を決意し実行しました。
その体験を電子書籍『薬に殺されてたまるか!』という本に書きました。
(写真はCD-ROM版です)
現在も、AmazonのKindleでご購入いただくことが可能です。
Amazonでの販売ページはこちらです。
必要なかたに届いて欲しいと思っているため、今でもやっすい金額で販売しています。
税込み304円よ~!(笑)
この本を書き上げたのは、2014年6月……断薬してから1年2ヶ月のときでした。
それからもう9年も経ってしまいました。
もうね……正直言って、ここに書いていることの多くを忘れています。
「苦しかった]「大変だった」という記憶はありますが、本当の痛み等はもう忘れてしまいました。
だからこそ、これを書いて本当に良かったと思います。
なぜなら、今の私には絶対にこの内容を書くことができないからです。
この本に主に書かれているのは、
- 薬を飲むとどんな風に変わってしまうのか
- 薬をやめていくと何が回復するのか
- 薬をやめるためにどんなことを頑張ったのか
- 社会復帰するために何を努力したのか
などです。
執筆したときは、上記のようなことをお伝えしたい……と書いたのですが、今見て思うのが、
目線が自分の方に向いていますよね~!🤣
私が頑張ったんだ!ということを言いたいだけ……(笑)
まぁ、かなり頑張ったのは事実なので、それをそのときに書けたのは良かったと思うし、今の私に書かせたらもっと客観的目線になってしまって、臨場感は全くなくなり、きっとどなたにも届かないものになってしまうのではないかと思います。
今の私は、もっと強く「伝えたい」と思うことがあり、もっともっと精神面のこと。
そして社会復帰を目指して行くことの大切さ
などを伝えたいと思っています。
私は断薬をするとき「普通に暮らせるようになりたい」と願いました。社会人の『普通』って何でしょう?
やはり多かれ少なかれ働くということだと思うのですね。
あ、別に専業主婦でもいいんですよ。
専業主婦として精一杯働けるのであればね。
薬に依存してしまった人間、そして断薬を目指している人は具合が悪くて働けていない人が多数居ます。
何年もその場から動けなくなってしまっている人もいます。
それじゃぁダメなんですよ。
せっかく断薬を目指すのなら、ちゃんと社会人として生きていける力を蓄えられるまでを目指さなきゃ。
そうじゃなきゃ、苦しい思いをして断薬する意味がありません。
「具合が悪くて簡単にできない」って?
確かに、そうかもしれません。でも、そうじゃないかもしれません。
働けない、動けない理由を自分で探していませんか?
言い訳ばかりを並べていませんか?
そして、一番大切なことは精神面のこと。
自分はなぜ薬に依存するようになってしまったのかを考えたことがありますか?
誰でも、心療内科に行かれるときは、そうなった理由が存在するはずです。
その原因と思い切って真剣に向き合わなければ、本当に薬への依存を手放すことはできません。
一時は断薬がうまく行きそうになったとしても、また何かあったら簡単に戻る可能性もあります。
自分の心理状態がどうなると薬に逃げたくなるのか。どう考え方・受け止め方・やり過ごし方を学んだら、またはどう目の前にある現実問題を解決して行けばいいのかのか。
そういった点と真剣に向き合わなければ、似たようなことがあれば簡単に薬に戻ってしまうのです。
この内容は、別に薬を飲んでいる人だけでなく、薬に簡単に手を出さないように、薬を飲んでいない人にも理解しておいてもらう方がいいと思っています。
断薬体験者だからこそ、自分の心境の変化がよくわかります。
断薬体験者だからこそ、防ぐ方法が良くわかるのです。
今後もクライアントさんだけでなく、少しでも多くの人に精神薬の危険性や心の病の回復法についてお話ができるよう、お伝えできればいいなと思っています。
ご希望があれば、どこにでもお呼びください。喜んで伺います^^
・精神薬をやめたけど体調が戻らない!
・社会復帰したい!
・なんで苦しいのかわからない!
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