「あの人断薬して、今じゃ元気に仕事に行っているよ」

時々、私は直接携わっていないのに、今回のように「断薬できたよ」とご報告いただけることがあります。

私は何もしていないのですが、私が発信していること、話していることがきっかけで断薬できた、ありがとうと仰っていただけるので、逆に私の方がありがたいなぁ～と感じています。

今回もそんなお話です。

 

先日、久しぶりに会った人（以降：Aさん）は、以前、私の講演会に話を聞きにいらしてくださった人でした。

Aさんご自身は一切、精神薬などの薬を飲んではいないのだけれど、知人のかた（以降：Bさん）が薬をやめられなくて、精神薬がどのようなものか知りたいと講演会にいらしてくださったのでした。

私の話を聞いて、
「あぁ、やっぱり精神薬は心にも身体にも良くないんだ」
と感じたAさんは、知人のかたに、
「やっぱり薬をやめた方がいい」
と話されました。

その周辺のLINEでのやり取りをAさんは私に見せてくれました。

でも、Bさんはまだまだ薬に頼っていたい様子の返答。

というより、まだまだ自分は病人だという意識が強い様子。

「んー、薬をやめるにはもう少し時間が必要かな。でも、折を見て話して行ってあげてね」
と私はAさんに話しました。

それからしばらくAさんは、様子を見ながら、薬のことを話してくれたようです。

Bさんは徐々に「薬はやめたいんだけど……」と言うようになってはくれたものの、まだ「でも……」がしばらく続きました。

Aさんは
「本当にやめたいのなら、友だちのカウンセラーを紹介するから、相談しな」
と話してくれましたが、それまたBさんは腰が重い。

そんなやり取りを何度かした後、AさんとBさんもしばらく連絡が途絶えました。

そして……

久しぶりにBさんから連絡が来たかと思ったら、突然の「薬やめたんだよ」の報告。

なんと、薬をまとめてゴミ箱に捨ててしまい、それからピタッとやめたんだそうです。

その後、離脱症状も出たそうですが、一人でそのツラい症状とも闘ったそうです。

「自分だってやる時はやるんだよ」
と、Bさんは笑って話したんだそうです。

あ、このやめ方は危険が伴うので、皆さんはマネしないでくださいね^^;

何がBさんを駆り立てたのかわかりません。
きっと負けず嫌いでAさんに負けたくなかったんじゃないでしょうか。

だから、Aさんには何も告げず、やめきるまで連絡もしなかったんじゃないでしょうか。

先日、Aさんに久しぶりに会ったときに、
「あの人（Bさん）、すっかり断薬して、今じゃ元気に仕事に行ってるんだよ」
という報告をいただきました。

私、すっごく嬉しかったな～。

「あの時と言動も全く違うでしょ？」
と聞いたら
「うん、表情も何もかも別人だよ」
って。

そうなんです。

本当に、薬をやめると、まず顔が変わります。
そして、どんどん動けるようになって行きます。

私が見せてもらったときのLINEでの様子は、かなりどんよ～り暗いものでしたが、今では全くそんな様子はないそうです。

直接私が相談を受けなくても、でも、薬をやめた方がいいと知る人が増えくれる。
やめようと決意してやめてくれる。

そして、やめただけではなく、ちゃんと社会復帰してくれる。

これがどんなに嬉しいことか……。

今、薬を飲んで、動けない・働けない人も、薬をやめれば、どんどん人生は変わって行きます。
まだまだ自分で変えて行けるんです。

 

私は、薬を飲んで動けなくなってしまっている皆さんに、人生を変えていただきたい、元気だった頃の自分を取り戻していただきたいと思って、今、断薬のご相談を受けています。

途中、苦しいことはあると思います。
でも、その向こうには、薬を飲み続けているより、絶対に素敵な未来が待っています。

うちのカウンセリングを受けられたかたは、薬を飲み始める以前より生きやすくなっています。
私もとても生きやすくなりました。

私のカウンセリングは、ただ薬をやめるだけではなく、その方法を伝授しています。
生きやすさ……手に入れてみませんか？