断薬できたのは強いから?

 

こんにちは。カウンセラーのふーみんこと工藤史惠です。

 

もうご存知の方も多いと思いますが、私は丸4年前に断薬を経験しました。
断薬しようと決めてから、一度も立ち止まることなく、戻ることなく、キッパリと断薬しました。

「ふみ江さんは強いから断薬できたんですよね。私は弱いから無理です」
「私は先生みたいに強くありません」

なぁんてことを何回言われたでしょうか。

そんなことを言われる度にね。

「ちょっ!待てよ!(←キムタク風 古っw)」
と言いたくなるんです。

私は決して強くないんです。かなりなヘボです。
そんなに強かったら、そもそも心の病や薬になんて逃げていなかったって話です^^;

それでも、なんで断薬を決めたときから、キッパリと断薬することができたのか……?

離脱症状がなくて楽だったから?
いえいえそんなことはありません。

拙著(電子書籍)「薬に殺されてたまるか!~『薬害』という名の地獄からの生還~」
(久しぶりに書いたら、サブタイトル一瞬、すんなり出てこなかったw。ご案内は文末にございます^^)

をご覧いただいた方や、私のFacebookを昔からお読みいただいているかたはご存知だと思いますが、私の離脱症状(禁断症状)も結構なものでした。

毎日「こんなに苦しいなら死んだほうがマシだ」と泣いていたくらいですからね。

 

私が一直線で薬をやめられたのは……

怖がりだからです。弱いからです。

私が極端に体調が悪化したときに、薬を飲み忘れていたことに気づきました。

薬を飲み忘れているということは、不要だったということです。
それでも離脱症状で具合が悪くなったので、ここでまた忘れていた薬を飲めば具合が落ち着くのもわかっていました。

けれど、何故かその時、「このままこの薬を飲み続けていたら死ぬかも」と思っちゃったんです。

それで、せっかく不要になって飲み忘れていたのなら、このままやめてみようと思いました。
それからなんとか減薬を手掛けたのですが、もう具合がの悪さは大変なものでした。

それでもね、一度も目の前の薬を飲もうとは思いませんでした。
固く決心したからとかではありません。

ただ単に、戻るのが怖かっただけです。

 

私ね。離脱症状がツラいと戻る人の方がよっぽど強いと思うのですよ。

だって、一度は『薬は毒だ。恐ろしいものだ』と思ったものを、また身体に入れられるんです。

それって、またいつかやめようと思ったときに、同じ行為をする覚悟があるということですよね?
もしくは、一度『毒だ・危険だ』と思ったものを一生飲み続けるということですよね?

私は、せっかく進んだ道を戻って、また後で進みたくなったときに、同じ苦労をするのが怖い。
一度、毒だ、恐ろしいものだと思ったものを、また口に入れるのが怖い。

そう思って、ただ戻る選択がなかっただけです。

戻れないなら進むしかないですからね。

進んだ先に何があるかなんて、その時はまだわかりませんでした。

ツラい体調がいつ良くなるかなんて、想像もつきませんでした。
でも、何故か「一生このままかも」という不安はありませんでした。

なんでかなぁ。
本能的に「薬を飲み続けていたら死ぬかも」と思ったものをやめるということは、いつか生き返れると思ったのでしょうか。
その辺は自分でもよくわかりませんが。

私の元主治医、Tokyo DD Clinicの内海先生は、
「精神医学の闇を知り、精神医学というものがどんなものなのかとことん腑に落とさなければ断薬できない」
と言いました。

それは逆に言えば、それが腑に落とせられれば、断薬できるということです。

私はきちんと腑に落とせていたので、その世界に戻りたくなかった。
戻るということを怖くて選べなかった。
ただそれだけなんです。

だから……

こんな弱虫な私でも、断薬できるんです。
あなたができないわけがありません。

ただ今後どう生きて行きたいか……。
病人として薬を飲み続け、もしかしたら動けなくなる日を向かえるか。
病人から脱却し、元気な生活を取り戻すか。

ただ進む道を選ぶだけです。

 

 

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