『痴呆(認知症)』は精神薬によって作られます
こんにちは。カウンセラーのふーみんこと工藤史惠です。
老人の『痴呆(認知症)』と診断されると、治療薬だと精神薬を処方されるのは知られるところとなりました。
が、その精神薬によって、痴呆(認知症)が作られるというのをご存知でしょうか?
以前、この記事にて、精神薬の後遺症による認知障害に関しての説明を書きました。
でも、今回の話はそれとはちょっと違い、認知障害から認知症になるという話ではありません。
もう数年前の話……
遠くに住んでいる夫の母……つまりは姑の状態がおかしくなりました。
突然「ふみえさんが死んだって!」と電話。
いやいや、元気に生きてるから……^^;
何事かと思って、県内にいる兄に連絡を取ってみたところ、「最近様子がおかしい」とのこと。
どうやら、近くに居る(距離的にではなくて関係性)人を次々と殺していました(苦笑)。
気づいてみると、死んでいなかったのは長兄と夫のみでした。
そしてついに「◯◯(夫の名)が死んだ!」という騒ぎになったときは、お寺にまで電話を掛けてしまっていました。
その時の姑の状態はというと、『まだらボケ』という状態。
全然おかしくない時と、おかしな言動をするときと、極端に分かれていました。
正常な状態のときには
「自分はおかしくなってしまった」
と夫に訴えるような感じでいたのに、おかしくなってしまうと、その夫が死んでしまうんですからね。
家族もどうしていいかと、悩み始めました。
子どもは全て、家庭を持って家を出てしまっており、義母は、義父が亡くなってからひとり暮らしをしていました。
その中でも、特に我が家はかなり遠く離れていました。
一度、兄・兄嫁、そして夫と私が同席し「今後どうするか……」という話し合いをしたときに私は、
「家は遠く離れていて、お兄さんたちにお願いしなければならない状態なので、とやかく口を出せる立場ではないのですが、どうか、できれば病院に連れて行かないで欲しいのです。
病院に連れて行けば、必ず薬が出されます。その薬のほとんどは精神薬で、今よりもっと状態が悪くなるかもしれないし、ましてやひとり暮らしのあの状態の母が、薬の管理をきちんとできるかどうかわからないのですから、とても不安です」
というお願いをしました。
幸い、兄たちもこの意見に賛成してくれ、義母を病院に連れて行くことはしないでいてくれました。
そしてしばらく経って気づいてみると……
段々、義母のおかしな言動がなくなって来ました。
妙なことを言ったり、ひどく落ち込んだ状態の電話も、掛かって来なくなりました。
「あれ?」と思い、兄に聞いてみたら「そうなんだよ。すっかりいいみたい」という話。
「え? まだらボケって自然に治るの?」
と、私はずっと不思議に思ってはいたものの、とにかく落ち着いたようなので、一安心していました。
しばらくして夫から聞いた真相……。
「おふくろさ……。どうやら父親が死んでから、どうやらしばらく睡眠薬を飲んで寝ていたらしいんだよ。俺も最近知ったんだけどさ」
とのこと。
「えー? そうなの? で、今はどうしてるのよ?」
「ところがさ。あんなにボケちゃって、おかしくなって来たからって、車売っただろ?
足がなくなって、病院に行けなくなったから、薬を飲まなくなっただろ?」
「あー! だから治ったのね!」
そう。義母は、条件的に睡眠薬を飲まなくなった(飲めなくなった)お陰でボケか自然治癒したのです。
あれから何年が経ったでしょうか。
今でも義母は、シャキッとした頭で元気に暮らしています。
義母のボケ状態がひどかったとき、兄は気が気でなかったろうに、よく病院に連れて行かないでいてくれたと、今でも本当に感謝しています。
この話は紛れもない実話です。
精神薬(睡眠薬)により、痴呆が作られていることを体験し、本当に恐ろしいものだと思いました。
今、眠れないと多くの老人が睡眠薬を飲んで寝ていますが、精神薬が身近になったお陰で、もしかして痴呆の老人が増えているのかもしれません。
眠れる方法はいくらでもあります。
安易に薬に手を出すと本当に危険です。
家族の貴方がきちんとした意識を持っていてくださいね。
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