精神安定剤
睡眠薬と不眠から解放されたい方のご相談をお受けしている、カウンセラー・ふーみんこと工藤史惠です。
精神状態が不安定だったり、眠れない・食べられないだったり、憂鬱な気分が続いてどうにも動けない状態だったりして病院でその状態を訴えると、「精神を安定させる薬」「寝付きが良くなる薬」として、まずは簡単に処方してくれるのが精神安定剤ですよね。
抗不安剤とも言います。
今の時代、ぐるっと見渡すと10人に数人は飲んでいる人が居るんじゃないかと思うくらい、安定剤を処方してもらっている人は多くなっています。
中には、「肩こりがひどいんです」と病院に行って「筋肉をほぐす薬」として処方されている人も居るので、本人かわかっていない状態で飲んでいることもあります。
薬の名前としては、デパス・メイラックス・ソラナックス・ユーロジンなどが代表的な名前です。
もちろんその他にもたくさんの種類があります。
精神安定剤とは、読んで字の如く「精神を安定させる薬」……のはずなのですが、減・断薬した人から色々と面白い話が出てきています。
飲み始めるきっかけは、ひどく落ちた状態を少し上げて、安定させるために処方されるのがほとんどでしょう。
でもこの薬は落ちることを防ぐと同時に、上がることも抑えてしまいます。
つまり、中くらいの一定のところでボーっとさせ、感じ方を鈍くさせる状態を作り出すのです。
ボーっとするので、感情がなくなって来ます。
飲む時間が長くなって来ると、喜怒哀楽が極端に少なくなります。
ただし、柔軟性がなくなるので、簡単にキレやすくなります。
私が以前、安定剤を飲んでいた時のこと……。
複数人で遠出をし、皆でとてもキレイな景色を目の前にした時に、私はとても感動して「わぁ~!キレイ!」と周りの人と同じようにキャーキャー騒いでいました(自分では)。
なのに、隣に居た夫に言われたんです。
「つまらないの?」
……私は愕然としました。
「え?こんなに素直に喜びを表現しているのに?」
……意味がわかりませんでした。
が、今になってその時の意味が分かるんです。
私の中では精一杯だったのだけれど、私の感情表現は極端に少なくなってしまっていたのです。
そのくせ安定剤を飲んでいる時の方が、どこまででも落ち込むことができます。
視野が狭くなるので、それしか考えることができなくなり、他のことを考えて気を紛らわしたりすることすらできません。
寝て忘れるなんてこともできません。
できることなら、地球の裏側まで穴を掘って行きたくなるほど、どこまでも落ち込みたくなるのです。
落ち込む状態とは反対に、たまに病的に躁状態になります。
そうなると、自分でおかしな状態とわかっていても、自力で下げることはできません。
精神安定剤を飲んでいた多くの人がこのようなことを感じています。
「安定」なんていうのは名ばかりで、どんどんおかしな状態になってしまうのが『精神安定剤』なのです。
そして、この『落ち込む』状態と『躁』の状態が激しく出るようになると、「あなたは双極性障害(躁うつ病)ですね」と病名がひとつ増え、新たな薬が処方されるのです。
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