「コロナに効果がある」と勧められても絶対に飲んではいけない薬

 

こんにちは。カウンセラーのふーみんこと工藤史惠です。

 

日本でコロナが騒がれ始めて早1年以上。

誰しもがいい加減、早く終息してくれないかな……と思っているかと思いますが、
2021年3月……

これはコロナに効果があるかも

と発表された精神薬があることをご存知でしょうか?

 

yahoo!ニュースの記事では、こちらの記事では、九州大学の研究グループが、クロミプラミン……商品名・アナフラニールという薬に、コロナ侵入を阻害する効果があると発表されました。

抗うつ薬「クロミプラミン」がコロナ侵入を阻害する効果確認 
九州大学の研究グループなど

 

精神科に通ったことがあったり精神薬を色々ご存知だったりなかたには、聞き覚えがある名前かもしれませんが……

クロミプラミンという薬は添付文書で見ればわかる通り『抗うつ薬』です。
気になる方はこちらから添付文書がダウンロードできます。

クロミプラミン(アナフラニール)添付文書

気になる副作用を見ると、もちろん普通にある抗うつ薬と同じ副作用……

セロトニン症候群
不安、焦燥、せん妄、興奮、発熱、発汗、頻脈、振戦、ミオクロヌス、反射亢進、下痢等

ようは、うつを治す薬のはずなのに、ますます不安になるよと書かれているし、焦りや興奮なども起きるよと書かれています。

また、この薬には

悪性症候群
無動緘黙、強度の筋強剛、嚥下困難、頻脈、血圧の変動、発汗等・白血球の増加や血清CK(CPK)の上昇、またミオグロビン尿を伴う腎機能の低下がみられることがある。
-高熱が持続し、意識障害、呼吸困難、循環虚脱、脱水症状、急性腎障害へと移行し、死亡した例が報告されている

とも書かれています。
下の写真が添付文書の一部です。

こんな薬を風邪同様の『コロナに効くから』と飲む選択をすることは言語道断ですよね?

 

また、もうひとつ発表されています。

 

抗うつ薬フルボキサミンはコロナ治療の有効な選択肢となるか

こちらはAnswer newsの記事です。

フルボキサミンマレイン錠……デプロメールという薬品名なら聞いたことがあるかたもいらっしゃるのではないでしょうか。

フルボキサミンマレイン(デプロメール)とは、うつ状態のほか、強迫性障害や社会不安障害などのかたに出されることが多いSSRIのお薬で、パニック障害と言われたかたでも処方されたかたが多い薬です。

この薬も添付文書には上記のクロミプランとほぼ同じような副作用が並んでいます。

フルボキサミンマレインの添付文書はこちらからダウンロードできます。

 

 

 

医師が「コロナに効くよ」「コロナの予防になるよ」なんて話したとしても、これがいつか承認されたとしても、元々は、どちらの薬も依存性の強い精神薬なので、気軽に引用することは絶対にオススメしません!

 

もう実際、私のクライアントさんでフルボキサミンを処方されていたかたが「断薬したいんです」と話したところ、「この薬はコロナの予防にも効くから飲んでいてもいいんだけどね」と言われたそうです。

 

でも、そんなことでこの薬を飲み続けることを選択してはいけません。

後で、なんか体調がすぐれなくなったと気づき、飲むのをやめようと思ったときには離脱症状(禁断症状)に見舞われるかもしれません。

そうなってからでは遅いのです。

そうなってしまってからだと、今度はきつい離脱症状と戦わなければならなくなるかもしれません。

だったら、食事と睡眠に気をつけ、免疫力を上げて、風邪を引かない身体作りに力を注ぐ方がずっとずっといいのです。

 

私は、軽い気持ちで少しだからと精神薬を飲むようになり、気づいたときには薬漬けになってしまって苦しんでいる人たちをたくさん見て来ました。

ここに書いた薬も全く同じような状況を生み出す薬です。

医師に「この薬はコロナに効くから飲んでいた方がいいよ」と言われても、絶対に飲み続けることは選択しないでください。

 

 

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