自分を安易に病人にしない ~ジム活を復活しました~
こんにちは。カウンセラーのふーみんこと工藤史惠です。
今日は珍しく、精神薬に関する情報ではないお話。
でも、こういう意識も断薬を目指す人や断薬して回復を目指している人には大切なことだと思うので、シェアさせていただきますね。
ジム活を復活させたわけ
実はしばらくの間、私、ものすごく体調の悪い日が続きました。
疲れが残っていたのが主な理由だと思うけれど、ひどい肩こりや頭痛やめまいに苦しめられていました。
特にめまいは深刻で……。
お気に入りの整体院にメンテナンスをお願いしようと、埼玉から栃木県まで行ったりしたけれど、それでもスキッとしない日が続いていました。
気がつけば起きられないに近い状態になり……
「このままではそろそろ病院行きになってしまう」
そんな状態でした。
多分、病院が身近な人なら、もうとっとと検査に行っていたかもしれません。
でも、私は
「すぐに病院や薬に頼るのはやめよう」
「自分で心も身体も健康になろうよ」
という仕事をしている人間。
ここで簡単に病院に行ってしまって、検査してもらって薬とか飲み始めたら、
看板に偽りあり!
になってしまうと思ったんですね。
もちろん、本当に「これは病気かも?」というときは検査に行きます。
なんでもかんでも病院に行くなとか、医療否定派なわけではありませんよ。
でも、今回はよくよく考えたら、これが原因じゃないかと思い当たる節があったんです。
甲状腺の機能低下
私は22年前に甲状腺の手術を受けています。
原因は『甲状腺機能亢進症』所謂『バセドー病』と呼ばれるやつで、そのうち『甲状腺腫』に病名は変わりました。
投薬治療したのだけれど、効き目がなく……
結果、早く改善させるためにと手術を選択してしまいました。
その選択が良かったのか悪かったのか……
今となってはわかりません。
ただ事実として、そのお陰で甲状腺の薬は飲まなくて済むようになりました。
でも……一人より9割も少ない甲状腺は、甲状腺ホルモンも少ししか出してくれず……
治療を要するまではギリギリ行かないけれど、機能はいつも低下気味。
お陰でいつも疲れやすいし、痩せにくいし……
面倒な体質になっていました。
でも、この手術を20年以上も前に受けていた私は、そのことをすっかり忘れていたんです。
ある日、身体のメンテナンスのために信頼できる整体院に行って、何気なく話しているときに
「そんな手術を受けているんじゃ、疲れはなかなか抜けないよ」
と言われて、久しぶりにそのことを思い出したくらいでした。
このまま病院に行くか、はたまたどう対処するか……?
めまいは日に日に悪くなり、身体はだるいし寝たきりに近い状態になってしまいそうになっていました。
まず、私が着目したのは食事。
断薬セッションの中で食事指導もしているので、最近は何かの症状が出たら、まずは食事で対処できないか考えます。
甲状腺機能が低下していることを思い出したので、甲状腺機能が低下しているときにいけない食事を調べました。
・アブラナ科の野菜(キャベツやブロッコリーなど。食べるなら火を通して)
・大豆(食べるなら形がなくなる状態に加工しているもの。豆腐など)
・レバー
・鶏肉
・海藻類(ヨード)
こんなものが食べ方などを気にしなければいけないものとして、多くのサイトに書かれていました。
キャベツやブロッコリー、大豆(枝豆とか)なんて、毎日のように食べていたのに、週に何回かならいいけれど毎日はダメなんだって(´・ω・`)
体重コントロールするためにも一番いい食材たちなのに、本当に残念……
と思いつつも、元々、甲状腺ホルモンを出すのが少ないのに、これ以上少なくするわけには行かないので、毎日食べないように気をつけることにしました。
でも、食事に気をつけるだけですぐに改善できるものではありません。
とにかく身体を動かしてみよう
病院に行けば漏れなく病名をもらえるか、病名はつかなくても薬は処方されるのではないか……というくらい体調は悪くなりました。
でも『病気ではない』ということを、なんとなく自分でわかっていました。
私は病院完全否定派ではないので、「これは病気かも?」と思うものは、きちんと検査を受けなければいけないと話しています。
けれど、自分の身体の状態をきちんと観察していると、これが病気なのかどうか、なんとなくわかるものです。
そして今回の体調不良は病気から来ているものではない……ということはなんとなく感じていました。
更年期かもしれないしね^^;
そこで私は、
『身体が動かないなら、とにかく身体を無理にでも動かしてみよう』
と思ったんです。
「大丈夫だから、無理やり動かしてしまおう」と。
コレ、断薬したときも自分の直感的なものが働いたのですが、今回もそれに似た感覚がありました。
そして思い立ったら吉日!とジムの体験に行ったんです。
パーソナルトレーナーを依頼した
私は、喘息を持っているので走れません。
ジムにあるサイクルも、強い負荷を掛けて早いスピードで漕ぐなんてことができません。
膝が悪いので、あまり膝に負担を掛けるトレーニングができません。
歩き過ぎた翌日には、膝に水が溜まって、むくんだ状態になってしまって痛みが出ます。
甲状腺機能低下に伴い、食べない方がいい食材……というものが、体重制限にはいいものが多いので、その点も問題があります。
でも、通うなら痩せたい希望もある。
そんなこんなをジムに入会する前に、ジム側に説明しました。
できないことが多すぎる私は、入会することにしてから、実際に話しがまとまるまで2時間掛かりました。
そんな条件なので、今回は最初はパーソナルトレーナーを付けて、少しずつ自立することにしました。
それでもその日からトレーニングを開始し、無理のない状態で運動を始めました。
体調がみるみる良くなった
ジムに通い始めて、もう3週間が経ちました。
有り難いことに、このジムはスタジオレッスンはお休みですが、トレーニングはできるようにしてくれています。
(さすがに自粛要諦が出た3月28・29日はお休みになったけれど)
集団に入ることに気後れしてしまって、元々スタジオは苦手で参加しない私にとっては、今は空いていてとてもいい環境の場所になっています。
これが復活したらまた混んでガヤガヤするのかな~と思うと、ちょっと嫌な気がするくらい(笑)
膝や喘息に加減しながらも、トレーニングは順調に進んでいて、ガチガチだった身体も随分と伸びるようになって来ました。
姿勢も変わってきていて、動きも以前より軽やかになり、どうやら刺激で身体にスイッチが入ったようです。
あんなに気になっていためまいは、ほぼ無くなりました。
自分を病人にするかしないかは選択できる
私がカウンセリングでクライアントさんによく話していることであり、私自身も断薬してから体感していて、今でも意識して実行していることですが……
自分を病人にするかしないかは自分で選択できる
この意識を忘れないようにしています。
今回も、私は迷わず病院に行くこともできました。
病院に行ったら、間違いなく薬を出してもらえたでしょう。
そのくらい具合が悪かったです。
けれども、自分で「これは特に悪い病気から来ているものではない」と感じたので、無理にでも身体を動かすことを選択しました。
今のコロナもね。
「移ったらどうしよ~!」って思っている人の方が、罹患率も高いと言われています。
普段から病気にならないような生活を心がけ、自分の意思で病人にならないこと……
これが一番病気を遠ざける方法なんですよ。
・精神薬をやめたけど体調が戻らない!
・社会復帰したい!
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