精神薬を飲んで死んだ脳細胞はもう生き返らない?

 

こんにちは。カウンセラーのふーみんこと工藤史惠です。

 

先日、
「あのキ○ガ○医が、精神薬を飲んだ人間は脳細胞が死にまくって、もうその脳細胞は生き返らないと言ってた! そんなことないのに何を言ってるんだ!」
と怒っている記事を見ました。

向精神薬問題の中でも、脳のこと、認知障害のことは、とても大きな問題です。

 

で、本当のところはどうなんだろう?ということで……
 今回は向精神薬の問題の中でも、ひときわ大きな脳のことをテーマに書いてみますね。

まずは多分、怒りの根源となったであろう元記事を、キ○ガ○医のFacebookから転載させてもらいますね。

 

ヘロインと精神薬

ニンゲンは、一旦精神薬を飲んでしまうと基本的にもう駄目です。まあ、作用機序や科学的機序としては、ヘロインと精神薬の多くが同一なので当たり前なのですが、否定するなら、ヘロインをやっても大丈夫な理由を説明しなければいけません。ヘロインも数回くらいならやってもいいということの、正当性を主張する必要があります。本当に精神薬は困った存在です。

精神薬の依存性は強力で世の精神科医がいっていることはすべて嘘っぱち、特に抗うつ薬の依存性がないなどというのは、素晴らしい嘘っぱちです。パキシルがいちばん有名ですが、ルボックス、サインバルタ、アモキサン、アナフラニール、リフレックス、結局大差ありません。これらをやめたときに、禁断症状自体は大体一カ月以内に終わるのですが、それ以降も後遺症は残りますし、漠然たる依存感は当然ながら永遠に続きます。

ただ、メジャー数種を含む非常に多量の向精神薬を飲みながら、大きな離脱症状や後遺症もなく抜けてしまえる人がたまにいます。逆に単剤でベンゾ系を飲んだだけで、決して抜ききれないほどいろいろ禁断症状の出る人もいます。科学的にはいまだ未解明ですが、やはりメンタルの強弱が関係しているでしょう。ちなみにメジャーを飲んだ場合、抜いたときに統合失調症様の症状が出ることが多いのも困ったものです。

抗うつ薬で恐ろしいのは躁転や依存もそうだが、認知障害が後遺症として最も恐ろしいように思います。このことはネット上をみてもあまり書いていません。抗うつ薬はうつだけでなく、強迫性にこそ効果を発揮するとよくいわれますが、それはつまり強迫性を薄めるわけだから、飲み続けるだけでどんどん「ちゃらんぽらん人間」になってしまうということです。

ベンゾ系の問題が脱抑制と依存性であることは今更いうまでもありません。覚醒剤と呼ぶにはベンゾ系がいちばん近いのかもしれません。自我が弱い人はこれを抜くことによる不安や、これを飲むことによって得られる利益(飲んでいるから仕事ができるとか)を手放すことに耐えられません。あらゆる教科書や論文に、薬剤(覚醒剤)と自我の強弱は関係ないと書かれているが、まったくの嘘ですね。

結局、一旦飲んでしまうと精神薬にうまい使い方などはなく、ただ無限地獄サイクルへ突き進むだけです。もしそれでも飲むというなら依存してでも得られるそれ以上の価値が必要だが、早くボケ、一生依存し、ラリって何をしでかすかわからない危険性、自死他害、飲むことによる精神病症状の出現、強迫性の低下、錐体外路症状、その他諸々の後遺症、それ以上の価値ってきっとないでしょう。そしてあなたのまわりの飲んでいる人は、すでに薬漬けの言い訳マシーンだと推測されます。

 

怒っていた人は太文字にした辺りのところが気に障ったようですが……^^;

 

体感として、私は断薬する前より後の方が『ちゃらんぽらん人間』になりました(笑)

でも、これはいい変化だと思っていてね。
以前は1円玉を落としたくらいのことでも眠れなくなってしまっていたのですが、今では、「布団に入ってから考えよう」と思っていても、考える前に寝てしまうくらいになり……(笑)

以前より、「ま、いっか」とできるようになりました。

これは私にとってはいい変化の方なので、もし本当に脳細胞が死んでいたとしても問題なしなところなんですけれどね……

 

 

でも、実はそんな「死んでくれて良かったよね」とか言っていられない感覚も確かに持っているので、今回はそれをお話しようかと思います。

私は昔、何でもマニュアルを読んでやるのが大好きな人間でした。

でも、それが断薬してから……なのか、薬漬けになってからずっとなのかよくわかりませんが、少なくとも断薬後の私は、文字が全然ダメになりました。

このようにいつも文章を書いているように見られているので、
「文章がダメなんてそんなことないでしょ?」
って言われることが多いのですが、実は本当にそんなことがないんです。

ちょっと難しい文章になると本当に頭に入りません。

記憶力はね。
歳と共に落ちているところがあると思うんですよ。

それは致し方ないと受け止められるところはあるのですが、以前は理解していたことが理解できなくなっていて、これはどうにもこうにも「歳のせいよね」と思えないところがあって……。

最近特に、色々な役目をやっていて、理解力が落ちているのを感じます。

 

断薬している人は、似たような衰えを感じている人は実は多いんです。

改めて言わないだけでね。
社会復帰してみて特に実感することがあるんです。

死んだ脳細胞は生き返らないと言われますからね。
上手に付き合って、自分を面倒見るしかないのが事実だったりもします。

 

でもみんな諦めてはいませんよ?

もし本当に、精神薬を長年飲み続けたお陰で脳細胞が死んでしまっていても、それが生き返らないとしても、人間は、まだまだ眠っている脳が山程残っているんです。

だったら、それを活性化させればいい。
それだけのことなんです。

新しい仕事に就いて、新しいことを一生懸命覚えるとか、脳トレを頑張るとかね。
活性化させることはいっぱいあります。

 

認知障害に関しては、どのくらい衰えてしまったのか、誰もきちんと提示することはできないですからね。
こればっかりは体感に頼るしかないのですが、明らかに、皆さん、衰えているなと感じています。

 

でもだからこそ、努力して少しでも元に戻れるようにしたいと思って頑張れるんですよ。

断薬後の生活は、日々、リハビリ生活です。
日常生活が全てリハビリです。

リハビリって、スポーツ選手でもお年寄りでも、みんな泣きながらやっていますよね?

そう、容易いものじゃないんです。
だからみんな、騒がないけど、日常生活の中でリハビリを頑張り続けているんです。

 

もろちん私もその一人。
少し難しい文章だと「うっ」と逃げようとしてしまうのだけれど、時間を掛けてもいいから、できるだけ逃げずに理解できるようになろうと頑張っています。

それでもなかなか理解できないんだけどね……^^;

 

そんな風に長年向精神薬を飲み続けていると、こんな形の問題も出てきてしまいます。
それが現実……。

だから私はいつも「少しでも早く気づいてください」と言っているんです。

一日でも一分でも早く気づいて、向精神薬を手放してくれれば、それだけ影響は少なく済むんです。

 

何年も薬を飲んでいると手放すことは怖いことかもしれません。
でも絶対に薬を持ち続けていたときより、素敵な毎日が待っているはずです。

なんで「素敵な毎日になるの?」と思いますか?

感受性が変わるからです。
それまで薬でボーッとさせられていたところがクリアになり、

楽しいことを楽しい
面白いことを面白い
嬉しいことを嬉しい

ってちゃんと感じられるようになるからです。

例え脳細胞が死んでいたとしても、感覚は間違いなく蘇ります。

減断薬について色々な情報はありますが、悲観的なところばかりを拾うのではなく、素敵な未来があるのだということを知ってくださいね。

悲観的なことを聞いたからって、断薬しないっていうのは本当にもったいない話です。

あとはあなたの勇気と覚悟……それだけです。

・精神薬をやめたい!
・病院や薬に頼らない生活をしたい!
・精神薬をやめたけど体調が戻らない!
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