メジャートランキライザー(統合失調症の薬)の断薬で一番気を付けなければいけないこと

 

こんにちは。カウンセラーのふーみんこと工藤史惠です。

 

 

最近はとてもメジャートランキライザー(統合失調症の薬)の断薬相談が多いので、今回は、メジャートランキライザー(以下、メジャー)の断薬にて一番注意をしいなことについて書いてみたいと思います。

 

うちに相談に来られるかたでメジャーを飲まれているかたは、ベンゾジアゼピン系(俗にベンゾ系と言われる)精神安定剤や睡眠薬を飲んでいる人より、比較的カンタンに減薬を進めて行く印象があります。

減薬期にあまり禁断症状が出たと騒ぐ人っていないんですね。
この段階ではベンゾ系の人の方が、頭が痛い、身体が痛いと言ってくる人が多いです。

ところがメジャーを飲んでいたかたは、減薬期は問題が少ないのに、断薬してしばらく経ってから症状が出る人がとても多いのです。

 

 

統合失調症と言われる方のお薬は、ベンゾ系の薬と禁断症状の表れ方が著しく違います。

ベンゾ系のかたは、主に身体のどこかが痛くなったり痺れたり……。
つまり、身体的に症状が出ます。

でも、メジャーの禁断症状は、身体的より精神的に表れます。

目の前に居る人は掴みかかりたくなったり、刺したくなったと言う人もいました。
叫んだり暴れたりする人もいます。
「会話がちゃんとできるだけマシ」と内海先生が表現するくらいの状態になる人もいます。

感情の起伏が激しくなったりもするので、ご家族はさぞかし大変なのではないかと思われます。

メジャーの断薬に関しては、ここを一番気をつけなければいけません。

ベンゾ系は身体が痛くなることが多く、精神的にはそんなに出ることはありません。
でも、メジャー系は、せっかく断薬してもそんな風になることが考えられるので、断薬後もかなり慎重になる必要があります。

そんな状態になってしまったらどうしたらいいか?
もしくは、そんな状態にならないようにするためにはどうしたらいいか?

 

なるかならないかは、個人差によるので、どんなケアしてもなる人はいるだろうし、ケアしなくてもならない人もいるかもしれません。

でもとにかく、どんな人でも影響を最小限にするためには、必要な栄養を摂り、デトックスを心がけ丁寧にお風呂に入り汗をかく。
そういう地道なことをして行くしかないんです。

そしてメンタルのケア、心の病や精神薬に関するきちんとした知識と意識を持って向き合う。
それがとても大切になるんです。

自分自身に何が起きているのか。
どうしてこうなるのかが理解できれば、それだけきちんとした解決もして行けます。

正直言って、メジャー系の薬の断薬は簡単なことではありません。

それでも断薬に成功している人も少なくありません。
何度かこのブログに書いていますが、私の友人は
「ここから抜けるんだ。という強い気持ちだけで乗り越えた」
と言っています。

人間は望む方向にしか進みません。
ということは、強く望めば必ずその方向に進むのです。

どうぞ、強い意志を持ってください。
それだけは誰にもお手伝いすることができません。

それでも強い意志を持ってくださったら一生懸命支えます。
そのために私は居ます。

自分の人生を変えるためにはどうしたらいいか……。
わからなかったら、そこからじっくり一緒に考えましょう。

何か気になることがあれば、遠慮なくお問い合わせください。

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