『うつ病』『パニック障害』……そんな病名を使わなくなるだけで意識は変わる ~だってそれは『病気』じゃなくて『症状』なのですから~

 

こんにちは。カウンセラーのふーみんこと工藤史惠です。

 

 

私は精神薬を卒業するという意味で『断薬カウンセリング』というものを行っていますが、本当はその前に『精神病から卒業する』ということの方がとってもとっても大切だと思っています。

だって、病気から卒業すれば自然に薬は必要じゃなくなるってことですからね。

「断薬したいんだ」というご相談を受けたときに一番最初に『断薬セッション』という、心の病や精神薬に関する学びを深めていただく時間を設けています。

その中でもとても大切なのが、

「あなたは病気ではないんだよ」

ということに気づいていただく部分なのです。

 

 

最初、電話をいただいたときは大体
「長いことうつ病で」「何年前からパニック障害で」
などと病名つきでお問い合わせいただくことがほとんどです。

でも、私が過去ご相談をいただいた100%……本当にすべての人が
「あの時こういうことがあって」「あの頃はこういう状況で」と、

どうしてそうなったのかわかっているんですね。

 

冷静に考えてくださいね。

例えば虫歯ひとつ……あなたは、いつ何のせいでなったかわかりますか?

病院に行ったら糖尿病だとか高血圧だとか言われた。
いつ、どこで何があったからだと明確に説明することができますか?

病気ってそういうものです。

ガンになった人に「あなたはいつ、何が原因でガンになったのですか?」と聞いたって明確に答えてくれる人はいませんよね。

でも、心の病で病院に行った人は必ず
「あのとき、こんなことがあってこうでこうで……」
と、説明することができるんです。

ということは、みんな、具合が悪くなる原因があったということをわかっているということです。

ということは、みんな、病気になったから具合が悪くなったんじゃないって本当はわかっているんです。

 

そう。
ということは、あなたが苦しんで来たそれは、病気ではなく『症状』なんです。

だから私は、必ずご相談いただいたかたに
「私はあなたを病人扱いしませんよ」
と言います。ご家族にも
「もうこれからは病人という扱いをしないでくださいね」
とお話します。

これは何も「甘やかさないよ」と言っているわけではありません。
「そんなの気のせいだったでしょ」と言っているわけでもありません。

症状が出たことは本当。
その症状で苦しんで来たことも本当なのはわかっています。

「そんなんで甘えるんしゃない!」とか言っているんじゃありませんからね。

 

でも、それは『うつ病』『パニック障害』なんていう、誰がつけたかわからない病名のせいでなったわけじゃない。

何かしらの原因があって、『うつ症状』になったり『パニック症状』を起こしただけのことなんです。

ここをね。
ちゃんと理解して欲しいんです。

ここを理解することで、改善・快癒が全然違ってきます。

あなたは『病気のせい』で具合が悪くなったんじゃない。
『何かしらの原因』があって具合が悪くなったんです。

ということは、『病気を治そう』と思うのではなく、その『何かしらの原因』を解決しようと思うことが大切なんです。

なので私は『うつ病』『パニック障害』などの病名は使いません。
不安障害・適応障害・統合失調症なども、もちろん同じです。

私は絶対に「うつ」「パニック」または「うつ症状」「パニック症状」という言葉を選んで話しています。

当事者はもちろん、ご家族、そして心の病に悩まれている方々に接する色々な職業のかたにも、こういうことをまず意識していただきたいんです。

 

うつ・パニックなどは病気ではありません。
あなたを苦しめているのは『症状』なのです。

そして、その症状を起こしたのには、必ず起こす原因があります。
症状を改善するには、薬を飲んでも治りません。
薬は困った症状を抑えるだけ。根本的治癒には至りません。

本当に治す方法はただひとつ。
原因を解決して行くことを考えればいいのです。

ぜひ、それを忘れないでください。

・精神薬をやめたけど体調が戻らない!
・社会復帰したい!
・なんで苦しいのかわからない!

そんなお悩みお持ちの方のご相談をお受けしております。

 

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