厚労省が「この薬は飲み続けないほうがいい」と公表した薬とは? ~週刊現代の記事と厚労省発表『高齢者の医薬品適正使用の指針』より~

 

断薬カウンセリングと家庭問題解決のカウンセラーの工藤史惠(惠は旧字♪)です

 

 

11月19日(月)に発売になった週刊現代

ついに厚生労働省が実名後悔に踏み切った
「この薬は飲み続けないほうがいい」116

という記事が掲載されました。

 

 

この記事を読みたい一心でコンビニに走りましたよ。

 

記事にはどんなことが書かれている?

今回の記事は高齢者の医薬品適正使用の指針(総論編)を元に作成されているので本文中も、掲載されている表も『高齢者』という言葉が多く出てきています。

ご高齢の方の件は私も過去、
『痴呆(認知症)』は精神薬によって作られます

お年寄りのボケ(痴呆)を進めてしまう精神薬
という記事で書きましたが、それと同じように、飲み続けると認知症の症状が悪化し、減らして行くと実際に改善されたケースが多く見られたと書かれていました。

一番問題視されているのは、多剤での服用です。

高齢者のかたは、認知症の症状ばかりでなく、嚥下の機能が低下したり食欲がなくなるなど、思わぬ副作用も起こる可能性があるので注意とされています。

でも、もちろん高齢者ばかりではなく、若い人でも多剤での服用は危険を伴いますし、10年・20年と飲んでいる精神薬たちのお陰で苦しい思いをしている人も少なくありません。

また、この記事の中に書かれていた薬の種類は精神薬だけではありません。
高血圧や糖尿病、消炎鎮痛剤などの薬の名前も掲載されているので、日常的にそういう薬を飲んでいる人はぜひ読んでもらいたい記事です。

 

主にどんな薬が公表された?

ちょうど数日前、Facebookの記事に印刷した薬の添付文書の写真を掲載しました。
それが下記の写真です。

この添付文書は『フルニトラゼパム』(商品名はロヒプノール・サイレース)という睡眠薬の添付文書です。

このように依存性があったり錯乱があったりという危険性を添付文書ですでに記載されている薬はほぼ、多剤・長期にわたる服薬は危険と扱われていると思っても過言ではありません。

ご自分の薬もそんな副作用情報がないか、ぜひ
『〇〇(←自分が飲んでいる薬の名前) (←スペース)添付文書』
と入力して検索し、添付文書を一度ゆっくり見てみてください。

 

発表された薬は具体的にどんなもの?

記事の情報は週刊誌のスクープ等ではなく、正式に厚労省のHPでPDFにて公表されています。
高齢者の医薬品適正使用の指針(総論編)

印刷もできますので、ゆっくり見たい人はこちらをじっくり読んでみてください。

正式公表されているものなので、厚労省のPDFより精神薬のみ一覧にしてみます。
(こちらは専門用語も多いため意味がわからないかたは、週刊現代の記事の方でわかりやすく書いてくれているので、そちらの記事をご覧ください)

 

高齢者で汎用される薬剤の留意点一覧

催眠鎮静薬(睡眠薬)・抗不安薬(精神安定剤)

薬の種類 薬剤の一般名(商品名) 注意点
ベンゾジアゼピン系睡眠薬 中、短期間作用型
ブロチゾラム(レンドルミン)
フルニトラゼパム(ロヒプノール、サイレース)
ニトラゼパム(ベンザリン、ネルボン)など
過鎮静、認知機能の悪化、運動機能低下、転倒、骨折、せん妄などのリスクを有しているため、高齢者に対しては、特に慎重な投与を要する。
長時間作用型
フルラゼパム(ダルメート)
ジアゼパム(セルシン、ホリゾン)
ハロキサゾラム(ソメリン)など
高齢者では、ベンゾジアゼピン系薬剤の代謝低下や感受性亢進などがみられるため、使用するべきではない。
短時間作用型
トリアゾラム(ハルシオン)
健忘のリスクがあり、使用はできるだけ控えるべきである。
非ベンゾジアゼピン系催眠鎮静薬
ゾビクロン(アモバン)
ゾルビデム(マイスリー)
エスゾビクロン(ルネスタ)
転倒・骨折のリスクが報告されている。その他ベンゾジアゼピン系と類似の有害事象が起こる可能性がある。
ベンゾジアゼピン系抗不安薬
アルプラゾラム(コンスタン、ソラナックス)
エチゾラム(デパス)など
日中の不安、焦燥に用いられる場合があるが、高齢者では上述した有害事象のリスクがあり、可能な限り使用を控える。
漫然と長期投与せず、少量の使用にとどめるなど、慎重に使用する。ベンゾジアゼピン系薬剤は、海外のガイドラインでも投与期間を4週間以内の使用にとどめるとしていることも留意すべきである。
ベンゾジアゼピン系薬剤は急な中止により離脱症状が発言するりすくがあることにも留意する。
メラトニン受容体作動薬
ラメルテオン(ロゼレム)
薬の代謝を阻害する抗うつ薬SSRIのフルボキサミン(デプロメール、ルボックス)との併用は禁忌である。
オレキシン受容体拮抗薬
スボレキサント(ベルソムラ)
作用が増強するためクラリスロマイシン(クラリス、クラリシッド)併用は禁忌。

 

抗うつ薬(スルピリド含)

薬の種類/薬剤の一般名(商品名) 注意点
三環系抗うつ薬
アミトリプチリン(トリプタノール)
アモキサピン(アモキサン)
クロミプラミン(アナフラニール)
イミプラミン(トフラニール)
SSRIと比較して抗コリン症状(便秘、口腔乾燥、認知機能低下など)や眠気、めまい等が高率でみられ、副作用により中止率も高いため、高齢発症のうつ病に対して、特に慎重に使用する。
四環系抗うつ薬
マプロチリン(ルジオミール)
スルピリド
スルピリド(アピリット、ドグマチール)
食欲不振がみられるうつ状態の患者に用いられることがあるが、パーキンソン症状や遅発性ジスキネジアなど錐体外路症状発現のリスクがあり、使用はできるかぎり控えるべきである。
SSRI
セルトラリン(ジェイゾロフト)
エスシタロプラム(レクサプロ)
パロキセチン(パキシル)
フルボキサミン(デプロメール、ルボックス)
高齢者に対して転倒や消化管出血などのリクスがある。

 

BPSD(認知症に伴う行動と心理症状)治療薬
(※一般的には抗精神病薬(統合失調症などに処方される薬)です)

薬の種類/薬剤の一般名(商品名) 注意点
定型抗精神病薬
ハロペリドール(セレネース)
クロルプロマジン(コントミン)
レボメプロマジン(ヒルナミン、レボトミン)
認知障害のさらなる悪化のす陸があるため、使用はできるだけ控える。

非定形型抗精神病薬
リスペリドン(リスパダール)
オランザピン(ジプレキサ)
アリピプラゾール(エビリファイ)
クエチアピン(セロクエル)

血糖値上昇のリスクがありクエチアピン、オランザピンは糖尿病患者への投与は禁忌である。

抗精神病薬の多くは肝代謝であり、高齢者では通常量より少ない量から開始することが望ましい。また、てんかん発作の閾値の低下を起こすことがある。

抗精神病薬は、認知症患者への使用で脳血管障害および死亡率が上昇すると報告があるため、リスクベネフィットを考慮し、有害事象に留意しながら使用する。認知機能低下、錐体外路症状、転倒、誤嚥、過鎮静等の発現に注意し、低用量から効果をみながら漸増する。効果が認められても漫然と続けず、適宜漸減、中止できるか検討する。
半減期の長い薬剤は中止後も有害事象が遷延することがあるので注意が必要である。

 

 

まとめ

 

ご覧の通り、一見高齢者向けに書かれているように見えますが、何度も言う通りこれは

高齢者に限った話ではない

ということを念頭に置いておいていただきたいなと思います。

長い年月薬を飲み続けているかた、薬は悪いんだよねとなんとなく思っているかたは、すでに表に書かれていることに心当たりがある人もいるのではないかと思います。

高齢者でなくても、長い年月、漫然として飲み続けるのは決して身体に良くないのです。

向精神薬の一番の問題は、一度飲み始めると延々と5年・10年・20年と飲み続けてしまい、段々と動けなくなってしまったり、表情がなくなってしまったり、感情がなくなってしまったり、そして身体も壊してしまったりすることです。

単剤を短期で飲みやめられるのならまだいいんです。
それが、長期になればなるほど薬が増えていく。
副作用を訴えられると、副作用が疑わしい薬を減らすのではなく、副作用止めとしてどんどん薬が増えて行ってしまい、気づいたときには身体がすっかり薬物依存状態になってしまっているのが大きな問題なのです。

 

私を始め、うちのクライアントさんたちは、そんな状態から抜け出しました。
私もひどい禁断症状(離脱症状)に襲われましたよ。

それでも抜けたいという一心で抜けました。

やめたい気持ちが強ければ、必ずやめることができます。
一番大切なのは、『心』なんです。

自分の心をコントロールできるうちにご相談にいらしてください。

今、薬を飲んでいる人も、いずれ高齢者になります。
そのときにやめようとしてもすぐにやめられるものではないということ。
だったら若いうちにやめてしまった方がいいということに気づいてくださいね。

 

 

   
 

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