断薬後の後遺症とかフラッシュバックとか
こんにちは。カウンセラーのふーみんこと工藤史惠です。
日中はまだ暑い日もありますが、朝晩はエアコンもいらなくなって来ましたね。
先日、2泊3日で勉強合宿に、長野まで行ってきました。
日中からエアコンもいらないとても快適な環境で、最高に充実した時間を過ごして来られました( ´∀`)
最近、断薬後の後遺症とかフラッシュバックについてのご質問を受けますので、私の考えとカウンセリングにてお話している内容などを書かせていただきますね。
断薬しても後遺症はあるのかないのか……?
という話であれば、残念ながら「ない」とは言い切れません。
実は私も、断薬して3年半になりますが、まだ完全に体調不良がなくなったわけではないし、気になる認知障害を残してはいる気がします。
気がする……という表現にしているのは、
薬のせいかどうかハッキリわからないので、敢えてそうしています。
以前よりとても記憶力が悪くなりました。
昔は『歩く日記帳』と言われたり、「このこと覚えてる?ふみえちゃんに聞けばわかるから」と言われていた私なのに、最近では、人と話したことの細かい内容がポンッと抜けていたりするんです。
「あれ、あの時、酔っ払ってた?」と思うくらい、その話をどんなに真剣に聞いても思い出せません。
実は、以前は過去のクライアントさんの名前では思い出せないのに、案件を聞けば、すぐに思い出せるのをとても自慢に思っていました。
なのに……今では、残念ながら、どのクライアントさんの相談がどの案件だったのか……。
継続のクライアントさんなら覚えているのですが、単発でいらしてくださったクライアントさんのものは、カルテを見なければどんな相談だったのか、どんな状態だったのか、わからなくなってしまいました。
それを薬のせいにするのは簡単なのですが、でも、本当に薬のせいでそうなってしまったのか、歳のせいなのか……断薬して数年経つようになってから、わからないなって思うようになったんですよね^^;
なんか、そのくらいで思っているのがちょうどいいんじゃないかなって思うんです。
薬物性のフラッシュバックもこれから先、私の身にも起こるかもしれません。
※フラッシュバックというのは、薬の成分は脂溶性なので、身体に何年も残留してしまうのですが、それが再び活性化したときに、再び精神的に不安定になったり体調が悪くなったりする状態を言います。
比較的短時間で終わると言われているので、フラッシュバックだと認識していれば、怖がるものではありませんが、知識がないとまた病気が悪化したと病院に戻ってしまう可能性があるので気をつけなければなりません。
でもね……。
私は私の身にいつかそういうことが起きても、やっぱり薬のせいだということに囚われたくないって思っているんです。
薬を全く飲んだことのない人でも、突然、わけのわからない状態で具合が悪くなる人だっていますよね。
特に低気圧の時には、風邪なんか引いていなくても頭痛を訴える人もたくさん居ます。
疲れたら発熱する人もいます。
突然、ひどく不安にかられることもあると思うんです。
薬のせいにできない人は、それらを何のせいにするんでしょうね?
そう考えたら、薬のせいにできるからって、明確に薬のせいだとわからないことまで薬のせいにする必要はないと思うんです。
私は、薬を飲んだことのない人のように、普通に生きたくて断薬を決意しました。
クライアントさんに聞いても「普通に生きたい」という人が多いです。
だったら、私は、普通に生きたいです。
クライアントさんにも普通に生きてもらいたいです。
だから私は、私のカウンセリングを受けに来てくれたクライアントさんには、断薬後は「なんでもかんでも薬のせいとしがみつくな」と話します。
デトックスや食生活の改善など、自分の身体をケアして行くことは忘れてはいけませんが、それだって薬を飲んだことのない人でもやっています。
だから、それ以外の部分では薬を飲んでいたことも、忘れて生活してもらいたいくらいなんです。
フラッシュバックも、きちんとした知識を持ち、デトックスを心がけ、断薬時にきちんとメンタル面をケアすれば、全くケアのない人と比べて大きな差があると思います。
今のところ、うちのクライアントさんで断薬後の様子がわかる方を見ると、ひどいフラッシュバックで動けなくなったというような人はいませんので、やっぱり断薬時のメンタルトレーニングは大きな意味があると思っています。
メンタルトレーニングと言っても、よくある認知行動療法とは全く違います。
クライアントさんで「認知行動療法は全く意味がなかった。もしここでも同じようなことをするなら、すぐやめようと思って来た」と仰っていたかたがいましが、その方が仰るには「ここは全く違った」らしいです。
うちのカウンセリングは、どんなことにも「なんで?」と疑問を持ち、『自分で考えて答えを出せるような人間になる』ということをとても大切にしています。
それまで、考えなしに病院に通ってしまい、考えなしに薬を飲み続けてしまったのですから、これから先は、考えて行動し、考えて自分を面倒見て行かなければいけませんからね。
私自身がそれに気づき、そういう自分を手に入れて、とっても生きやすくなりました。
せっかくツラい思いをして断薬したのだから、いつまでも薬に縛られていてはいけないのです。
心身ともに薬から解放されること……それが本当の断薬なのです。
そして何より願うのは……
最近増えた後遺症やフラッシュバックの発信を見て、それを怖がり断薬を思い留まってしまわないで欲しいということです。
後遺症が残ったとしても、きちんと断薬できれば未来があります。
フラッシュバックは、起きるかもしれないけれど、起きないかもしれません。
ケア次第で如何様にも変わっていくはすです。
何より、薬を飲んでいたときの体調とは全然違うんです。
マイナス発信ばかりを拾って怖がってしまわず、プラス発信を受け取って欲しいと私は願っています。
だから私はプラス発信を続けていきますね。
万が一、多少の後遺症が残ってしまったとしても、それでも断薬した方がいいと私は思っていますから……。
こういうお話をしに、神戸にお邪魔させていただきます( ´∀`)
下記、ご案内です。
ぜひ、話を聞きにいらしてください。
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