もう心の病にはさせません

今日は家族関係ではなく、午前、午後とも断薬のカウンセリングの一日でした。
　
と言っても、今、うちのクライアントさんで、薬を飲んでおられる方はほとんど居ません。
　
皆さん、断薬後の離脱（禁断）症状と戦われている方です。

そのくらい、断薬後の離脱（禁断）症状はツラいものなのです。
　
このクライアントさんも、最初の頃は「苦しい、助けて」って電話を掛けてきていましたが、最近、随分楽になって来て、気持ちも前向きになってきました。
　
ここからが、意外と道が二つに別れるところで……
貪欲に社会復帰を目指される方と、どちらかと言うと、まだ色々なことを周囲のせいにして動き出せない人がいます。
　
そりゃ、薬を長年飲んでいて、社会から離れていたら、誰だって戻るのは怖いですって。
私だってそうだったもの。
　
でも、一歩外に出てみたら、意外と思ったほどじゃないかもしれませんよ。
　
万が一、また打ちのめされそうになってしまったとしても、今度は私が居ます。
　
もう絶対に『心の病』にはさせないから。
　
ダメそうと思ったら帰ってきていいのだから……
だから安心して行って来てください。
　
現にそういったクライアントさんも居ますよ。
　
挫けそうになって泣きながら「やっぱりダメ」と電話をかけてきたクライアントさん。
　
それでも、カウンセリング後には「また頑張ります」と言って電話を切り、今は最初の頃とは見違えるほど、明るくなられた方もいるのです。
立ち直る力は誰でも持っています。
　
カウンセリング時は、優しいことばかり言うカウンセラーではないけれど、本当はこころから応援しています。
　
一緒に頑張りましょうね。