ご家族の理解は何よりも断薬の助けになります
こんにちは。カウンセラーのふーみんこと工藤史惠です。
今日はご夫婦でカウセリングを受けにいらしてくださいました。
私は初回のセッションでで、
心の病とは本当はどういうものなのか
精神科・精神薬とはどういうものなのか
減断薬をする上で少しでも禁断症状(離脱症状)を軽減するために行う補助的療法
食事について
精神科を卒業するにあたってのメンタルケアの重要性
などのお話をします。
ここで意識をしっかりと、今までとは反対にひっくり返すことができないと、上手に断薬することができません。
また、断薬後の症状もきちんと軽減させていくことができません。
その原理などもきちんとお話して、どのような意識を持って行かなければいけないのか、そこを一生懸命話させていただきます。
このセッションのときに、ご家族が同席してくださるのはとてもありがたいと思っています。
本日のクライアントさんも当初はご本人さんだけでいらっしゃるとのことでしたが、直前にご主人もいらしてくださるということになり、カウンセリングをする側の私も、安堵の気持ちが強くなりました。
もちろん、断薬に関する知識はご本人だけが持てばいい話ではあります。
けれど、精神科や精神薬の知識や意識、そして禁断症状に対する知識をご家族が一緒に持ってくださるというのは、本当にありがたいことなんですね。
禁断症状が出てきてしまったときなどには、ご家族の理解があるとそれだけで安心して養生することができます。
また、「苦しい・苦しい」とそればかりに目が行ってしまい、ケアを忘れてしまいそうなときには、
「自分の身体のために頑張ろうよ」
と応援してもらうこともできます。
何より、本人は薬をやめたがっているのに、理解のない家族から
「病院に行け」「薬を飲め」
と言われ続けてしまう人も多いんです。
目の前の家族が、どうして大変な思いをしてまで薬をやめたいと思っているのか。
痛い・ツラいと泣きながら頑張らなければいけないのはどうしてなのか……。
それを一緒に理解しようと思ってくれる家族がいてくださる……。
それだけで当事者はとても心強くなるんです。
今、これを読んでおられるご家族のかた……。
是非とも理解してあげてください。
わからないことは一緒に勉強してあげてください。
それがご本人の何よりもの力になるんです。
力を貸してあげてください。
一緒に幸せになってください。
家族の中に精神科に通っている、精神薬を飲んでいる人間がたった一人でもいれば、支えるご家族もとても大変になって行くケースは少なくありません。
減断薬に向けて、もし一時、具合が悪くなったりしたとしても、その後には心の底から笑い会える日々が待っている……そう思って、その苦しい一時を当事者のかたと一緒に頑張っていただけませんか?
ご本人が一人で頑張るより、理解してくれる家族がそばにいるというのは、それだけで頑張れる力が数倍になるんです。
一緒に勉強してあげてください。
一緒に頑張ってあげてください。
私ももちろん一緒に頑張りますから。
・精神薬をやめたけど体調が戻らない!
・社会復帰したい!
・なんで苦しいのかわからない!
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