精神薬の依存は『精神的依存?』『肉体的依存?』

 

こんにちは。カウンセラーのふーみんこと工藤史惠です。

 

先日……とても残念なことに、クライアントさんがお一人、ツラい禁断症状に耐え切れず、精神科に戻ってしまわれました。

「先生、ごめんなさい」

そうクライアントさんは仰られましたが、私はそれを静かに受け止めるだけしかできません。

なぜなら、クライアントさんの人生はクライアントさんのものですからね。

最終的にどんな選択をされようと、私がとやかく言うことではないのです。

 

このクライアントさんも、とても頑張っていてくれたのですよ。

でも、本当に残念ですが、抜けきることはできませんでした。

クライアントさんの様子を見ていると、薬のせいでの肉体的依存があるのはもちろんなのですが、精神科への精神的依存もなかなか抜けられないものなのだなぁという『薬の恐ろしさ』をとても強く感じました。

何度かのカウンセリングで、クライアントさんの精神状況は「病気ではないよね?」という話は散々しました。

ご自分でも「私は病気ではない」と、病院に行ったこと、薬を飲み続けてしまったことをとても後悔されていました。

にも関わらず、ツラい禁断症状に耐えられず、そのツラさから解放されたいと逃げこんだのはやはり精神科……。

どうしてなんだろう?

私も、禁断症状がツラかったころ、「助けて」と何度も思いました。

最終的に現Tokyo DD Clinicの院長、内海医師が以前開かれていた、牛久にあったクリニックに行くまで、私も何件も病院に行きました。

でも、私は精神科に行く気持ちだけは全くありませんでした。

内科に行き、この体調の悪さの原因を教えてもらいたかったのと、減薬→断薬までの必要最低限の薬の処方箋を書いてくれる医師が欲しくて病院を何件か歩きましたが、どこでも「元の病院に戻れ」「主治医の指示に従え」「薬を飲み続けろ」と言われ喧嘩。

そしてやっと、内海医師のクリニックが行ける距離だと知り、予約を入れて行くことができたのですが、この間、薬を処方するだけではない精神科をいくらネットで探しても見つけられませんでした。

調べれば調べるほど、精神科に幻滅して行き、もう二度と精神科(心療内科)という病院には行かないと強く決意し、断薬に挑みました。

断薬後も数ヶ月はものすごくツラい状況でした。

本当に「この地獄がいつ終わるのだろう」と、毎日泣いていました。

それでも、精神科に行こうとは一切思わなかったし、薬が目の前に転がっていても戻りたいとは思えませんでした。

私は肉体的依存は強く残っていましたが、幸いなことに、精神的な依存は抜けていたのでしょうね。

ここ、大きな分かれ目だと思います。8184d7e11947ce6f3ead5e966c814874_s

病院に行けば、医師は「ツラい症状を和らげるように薬を処方しますね」と優しく言ってくれます。

「我慢するしかないのよ」と言う私に比べたら、絶対優しく見えますよね。

でもそこが大きな罠なのですよ。

行ったり来たりすればするほど、やめることはできなくなってしまうのです。

 

私のカウンセリングでは、「最初にどうして精神科に行ってしまったか?」から始まり、どうして病人になる必要があったか……?なども、クライアントさんと一緒に考えます。

こちらのクライアントさんは実は精神病院から始まったのではなく、耳鼻科から精神薬を飲み始めてしまったので、当初は「精神論は関係ない」と仰っていました。

でも違うのですよ。

最終的にこの『精神的依存』から抜け出すためには、ただ『頑張る』だけのような根性論では何も解決しないのです。

自分が精神的依存に陥っていると気づき、そこから絶対に抜け出すのだという強い根拠がなければ、この依存状態から抜け出すことはできません。

その作業は、痛いことも多いし、とても大変なことです。

でも、きちん抜け出せれば、二度と戻りたくない思えるようになります。

他にも今、何人も自分と戦っている人は沢山いらっしゃいます。

私は、これから薬をやめたいと思っている人、やめたけどまだ離脱(禁断)症状に苦しんでいる人を精一杯支えます。

一緒に頑張りましょう。

・精神薬をやめたい!
・病院や薬に頼らない生活をしたい!
・精神薬をやめたけど体調が戻らない!
・社会復帰したい!
・なんで苦しいのかわからない!

そんなお悩みお持ちの方のご相談をお受けしております。

 

お問い合わせはお気軽にお電話ください。
電話 090-8680-3208
※受付時間 12:00~21:00 カウンセリングや移動中などは出られません。
出られない場合は留守電を残してくだされば
後ほどこちらから掛けなおさせていただきます。

 

 

Follow me!