「一生反省しろ」への思い

 

こんにちは。カウンセラーのふーみんこと工藤史惠です。

 

最近ネットを賑わしている言葉がある。
根源はこんな言葉。
「障害を持つ子どもの親は一生反省しろ」

記事に出ている『ある医師』には思うところかいっぱいあるので(笑)

また別の機会にも書きたいと思っているのだけれど、今回は『ある医師』についてではなく『親は……』の言葉の方について。
 
うちの娘は二人とも、有り難いことに五体満足と言われている。
が、下の娘にはあまり目立たないが、『いくつかの奇形』がある。
 
一番困ったのが爪。
生まれた時からずーっと、爪がガタガタでほとんどきれいな爪がない。家の子のような爪は、未だ見たことがない。

普段は日常生活には困らない程度ではあるけれど、ひどい時は、手の指が自然に全部剥がれてしまった。足の爪も剥げた。
幸い、痛くはないらしいのだけど、両手の指10本の爪がない幼稚園児。
どう日常生活を送らせればいいのかわからず途方に暮れた。

何をどう検査しても「原因不明」。どうしてそうなってしまうのかは、結局わからなかった。

実は私には少なからず心当たりがあった。
彼女ができる直前、私は仕事のし過ぎ(キーボードの打ち過ぎ)で両腕全ての関節に炎症を起こしてしまった。腱鞘炎のような状態の時に無理しなければよかったのだが、「痛い」と言うのが嫌いだった私は、痛い関節に痛み止めの注射を打って無理し続けた。
その結果、痛みで転げまわるくらいになり、しまいには握力が7キロまでに落ちてしまい、隔離のための強制入院www(←好きにさせると仕事しちゃうからだってw)
入院は70日にも及んだ。仕事も強制移動。現場から営業に回された(←クビにならなかっただけマシw)
この時、結構長い期間、強い鎮痛剤を飲み続けた。

もうそろそろ飲まなくてもいいかな……と思った頃、娘ができた。
妊娠に気づかないくらいの初期まで強い鎮痛剤を飲んでいたので、ちゃんと産まれて来るかとても心配した。

生まれる直前には、今度は入退院の繰り返しだった。
妊娠8ヶ月の時、色々な事情で問題児妊婦となり、精神科に連れて行かれ初めて精神安定剤というものを飲んでしまった。

超音波で見るたびに「手足はありますか?」と聞いた。
医師は「産まれて来られないくらい弱かったら、自然と流れるから大丈夫」と言っていた。
産まれた瞬間も、男か女か聞く前に「手足はありますか? 指は5本ありますか!?」と聞いた。

そんな娘は有り難いことに、私が子どものときより丈夫だった。
でもね、それは単なる偶然、そして奇跡。それだけの違いなのだと思う。

けれど、気づいてみれば小さなところに不具合連発。
人にはわからなくても、彼女は十分困って来た。
女の子の爪はおしゃれしたい場所なのに、彼女は未だ、爪のおしゃれを考えたことがない。
だから私は十分に反省し、娘に本当に申し訳ないと思っている。

大学生になって少し状態は良い日も増えて来たし、これから先はジェルでどうにかなるかな?という歳になった(できるかどうかわからないけれど)。
娘のいくつかの奇形が、私の体験が本当に原因だったのかは誰にもわからない。
でも、私はこれから先もずっと、彼女の奇形を気にして生きて行く、申し訳ないと思って行く。

娘の子どもには同じようにしてはならないと思っているし、娘にも私と同じ思いをする母親になって欲しくはないから、娘にはその奇形の原因となったと思われる心当たりは全て話している。
これからの連鎖を食い止めるためにも、自分が犯してしまった原因とは、どんなに痛くてもきちんと向き合わなきゃいけないのだと、私は思っている。

 

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